露出の話(リクエストネタ)

寒くて凍えそうなしうの助です。こんばんわ(・ω・)ノ


さてさて今日はリクエストにお答えして露出の話をば。
もちろんしうの助は露出の多いお姉さんが好きなのですが・・・ってそういう話ちゃうか(´Д`;)
はい。ではあらためて、カメラで撮影するときの露出のお話です。
間違ってたら誰か指摘してくださいませ。


露出って簡単に言ってしまえば『明るさ』なわけで。
その露出を決めるのには3つの要素があります。
ひとつは『ISO感度』。
んでもって『シャッタースピード』。
最後に『絞り』。
これを式にすると↓のようになるはずです。
 露出(明るさ)=ISO感度×シャッタースピード×(1/絞り)
では順に説明していってみましょう。


ISO感度は文字通り感度です。
大体のデジカメならISO100〜800ぐらいまであるんでしょか。
数字が大きい方がフィルム(記録素子)の光に対する感度が高いので明るく撮影できます。
暗い場所では当然感度を上げて撮影することになるのですが、感度を上げすぎると撮った画像にノイズが乗ってきたりします。


シャッタースピードも文字通り、シャッターを開いてフィルム(記録素子)に光を当てる時間のことです。
当然この時間が長いほど光を多く当てられるので明るくなります。
ただし、動いている被写体を撮る場合や三脚を使わずに手持ち撮影を行う際は手ぶれしやすくなります。
一般的には 1/レンズの焦点距離*1 以下のシャッタースピードであれば手ぶれがおきにくいとされているよーです。
(広角側だと手ぶれしにくく、望遠側だと手ぶれしやすいのね)


最後に『絞り』。よくF値とか言われてます。
簡単に言うと・・・レンズ内部の絞り羽と呼ばれる部分でレンズが取り込める光の量をコントロールするもの・・・でいいのかな。。
よくF2.8とかF5.6とかそんな呼ばれ方(?)をします。
この値が小さい方が明るくボケ味が出やすく、大きい方が暗くボケにくい・・・そんなものです。(うまく説明できまへん。。)

開放 ←−−−−→ 絞る
F1.0 ←−−−−→ F9.0
明るい ←−−−−→ 暗い
ボケる ←−−−−→ ボケない  (ツッコミでもない・・・ぐはっ)
ピント合う範囲が狭い←→ピント合う範囲が広い


『露出』というのはこの3つの組み合わせで決まる撮影条件です。
例えば、動いている車を撮ろうとして思いっきりぶれてしまった場合、シャッタースピードを上げてぶれにくくしたいと思います。
そうなると写真が全体的に暗くなってしまうので、絞りを少し開放してあげるかISO感度を上げることで、明るさを適切に調整します。
別例で、暗所での撮影― 夜景を撮る場合などは、三脚を使って長時間露光(シャッタースピードを遅く)します。
この時、ヘタにISO感度を上げて撮るとノイズがかなり出てしまいます。
絞りも開放しすぎると写真全体がぼーっと明るくなったりすることもあるので、ある程度絞ってシャッタースピードを長めにして撮影するときれいに撮れたりします。


こんな感じでうまく露出を決めてあげて写真を撮ると今までとは一風違った写真が撮れるかもですよ。
うまく背景をボカしてみたりね。
それぞれの値の設定についてはデジカメのマニュアルとかに載ってるハズなので調べてみてくださいな。
のっ。こがねっちよぅ。(´ー`)y━~~

*1:カメラのレンズを見ると28mmとか100mmとか書いてますねー。