涼しげに成り行く季節に降る陽光

秋に見た夏模様

暑い。


もう9月も終わりかけなのに、最後に太陽が一踏ん張りしている。


そんな中、真っ昼間に外に出て歩いていた。


アスファルトから照り返す熱で身体から汗が噴き出す。


歩いているうちに身体が溶けていきそうだ。





やっと辿り着いた場所でしうの助は声を振り絞って叫ぶ。


『すいませーん、ハンバーグと目玉焼き弁当ひとつー!』




ハンバーグがいつもより熱く感じた。そんなある日の、昼下がりの一幕。